分子遺伝学講座

分子遺伝学講座では、病気の原因を解明したい、診断方法を開発したい、新しい治療薬を開発したいと考えている大学院生(医学修士?医学博士)を募集しています。ぜひ、一度、分子遺伝学講座に、ご連絡?ご訪問ください。

教室紹介

分子遺伝学講座は、2019年1月より分子生物学と遺伝学を担当する講座として、坂口和成教授が主宰しておりました先端医学研究所?分子医学研究部から新たにスタートしました。

本講座は、病気の中に潜んでいる分子の異常を様々な手法を用いて解明し、病気の診断や治療の開発を目指しています。教育においては、病気を分子レベルで見る事ができる医師や研究者を育てていきたいと考えています。

関連リンク

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※リンク先のページは分子遺伝学講座の責任において作成されています。

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研究概要

1. 補体研究

補体は、自然免疫系システムとして生体防御に関わりますが、最近、補体制御機構が破綻することによって生じる疾患が多数知られるようになり、注目されています。日本で数少ない補体を研究する研究室として、補体の病気への関与の解明や、適切な診断法、新しい治療薬の開発を目指します。

2. 腫瘍免疫

がん細胞の大きな特徴として、代謝の変化があります。がん細胞は、解糖系を亢進し、多量のグルコースを取り込み、多量の乳酸を放出します。その結果、がん組織は、高乳酸?酸性環境に晒されます。私たちは、高乳酸?酸性環境がもたらすがんの微小環境の形成メカニズムを解析しています。特に、がんの微小環境を形成する細胞群のうち免疫細胞に注目して研究を行っています。

3. 神経組織の発生?発達

神経組織が正常